人生のヒント

人生で行き詰っている時のヒントになりそうな作品(映画、本)などを紹介します。

自分らしさってなんだ?

自分ってなんなんだ?自分らしさってなんだ?そう考えはじめても中々答えも出ず、「すぐに答えも出ないほど空っぽな人間なんだな・・・」と思い詰めてしまう事も一度はあると思います。

「らしさ」という曲では、自分らしさとは何か?がテーマになっており、考えさせると同時に、聴いた後にどこか吹っ切れた気持ちにさせてくれます。

自分らしさってなんだ?の明確な答えは分かりません。しかし、今まで積み上げてきた過去が自分を作っているからと、「今までの自分が本当の自分だ」と考えて、自分のイメージを固定してしまうのは違うと思います。

人は人、物、出来事などに出会い、刻々と変わっていきます。だから過去の自分が作った自分らしさを「本当の自分」とせずに、変化を恐れずにどんどん色々な自分になっていけばいいのではないでしょうか?そうして色々な自分を体験し、それでもその中で変わらない物があれば、それが自分らしさの1つのなのかもしれません

また、そんな風に自分らしさとか難しい事で悩まなくとも、自分は自分だから自分らしい、だから自分はそのままでいい・・・と言ってくれているようにも聴こえ、吹っ切れられる人もいるでしょう。

周りの人に否定されたり、自分ってどうしてこうなんだろう?と思ってしまうような時には、「らしさ」を聞けば気持ちが楽になるかもしれません。

どうせ無理って誰が決めたの?

「どうせ無理」だと思っちゃっていませんか?

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何かに気持ちを突き動かされ、「将来これやりたい!」と思ったにもかかわらず、「でも、どうせ無理だ・・・」と思っちゃう人は多いのではないでしょうか。

そんな風に思いがちな人は、ロケット開発を行っている植松電機という民間企業の社長、植松努さんのスピーチを見てみる価値があります。見終わった後には、「どうせ無理だ」という負の気持ちは払拭され、やりたいことをやるぞ!というポジティブな気持ちに溢れるようになるでしょう。

この動画で得られる人生のヒントの要点をまとめると・・・

  • 思い続ける重要性
  • どうせ無理=人の可能性を奪う言葉
  • チャレンジしていない人が言い訳を教えてくる
  • 失敗はマイナスではない
  • 生まれた時から諦め方を知っていた人はいない
  •  できそうな夢しか見ちゃいけないのか?
  • いまできないことを追いかけるのが夢じゃないのか?
  • 本の中の人は皆、今できない事をやろうとした
  • 教育は、要領のいい生き方を教えるものではない

人生の岐路に立っている人、夢に悩んでいる人には一見の価値があります。私も、この動画を見る度にやる気が沸きあがります。ぜひ見てみて下さい。

映画「きっと、うまくいく」が気付かせてくれた人生における本当に大切なコト

人生を失敗しないために苦しんでいませんか?

特にやりたい訳でもない仕事を嫌々やったり、違和感を感じつつ教科書通りにこなしたり、人生で絶対失敗しないように自分の気持ちに嘘をついて苦しんでいませんか?

自分の気持ちに嘘をついている時は、心から楽しんで物事に取り組めないと思います。楽しむ気持ちがなければ継続できず、継続できなければ成長できず、更につまらなくなる。

そんな現状を憂いているアナタに絶対見てもらいたいのが、インド映画「きっと、うまくいく」です。この作品を見れば、アナタがアナタらしく生きるヒントを掴めるでしょう。

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3人の主人公と、その悩み

前提として、インドは超学歴社会で、人生のレールを外れる(卒業試験落第など)と死ぬしかないというプレッシャーがあり、学生の自殺がとても多い国です。そして、男はエンジニア、女は医者になるのが安泰とされ、貧困層の多いインドはこぞってエンジニア、医者を目指させる傾向があるそうです。

そんな背景もあり、3人の主人公はインドの難関工科大学にて出会います。

ファラン

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動物写真家になりたいが、生まれた時から親に「将来はエンジニアだ」と決められ、自分の気持ちに嘘をついてエンジニアになろうとしている青年。

ランチョー

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Aal izz well(きっと、うまくいく)」が口癖。物事の本質を見抜いたり、柔軟な発想で色々な問題を解決していく。その本質的な視点からのアドバイスには、友人だけでなく見ている我々も救われる。

 ラージュー

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家が極貧で、自分がエンジニアになって家族を養わなければいけないプレッシャーゆえに、神頼みがちになり自分に自信がない。

 成功を追わずとも、優秀になれば成功はついてくる  byランチョー

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 現代では、良い点をとるため、良い大学に入るため、良い企業に入るために勉強をしている人が多いと思います。そのような目的には情熱が伴わず、苦痛でしかないのではないでしょうか?だからこそ、嫌々ながら就活を始め、やりたくもない仕事をやり、休日だけを楽しみに何十年間も過ごしてしまう人がいるのだと思います。

世間的な評価などの表面的なものに拘らず、ただ自分を高めることができれば結果はついてくる、と作中でランチョーは諭します。目的と手段が逆になりがちな人は、ハッとさせられるかもしれません。しかし、誰しも最初は「ただ自分を高める」という事を意識していると私は思います。

ただ、思ったように結果が出ないと、自分が成長していないように感じ、手っ取り早く表面的な結果を求めてしまうのではないでしょうか?私はそのように停滞している時期にたまたま「きっと、うまくいく」を見て、ランチョーの言葉に何度も「ハッ」とさせられました。そして、結果を出そうとするのではなく、純粋に優秀になればいいのだと気付き、今ではその気持ちを忘れずに生きています。そうする事で、結果が出ていない時でも常に自分のやるべきことの本質が明確になり、余計な迷いを抱えずに、ただ自分を高めていくことに集中できています。

本当に情熱を注げることをやりなよ byランチョー

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前述したように、インドでは男はエンジニア、女は医者という固定観念があります。主人公の1人であるファランも例にもれず親にエンジニアを目指させられます。しかし、彼は本当は動物写真家になりたい・・・。ファランは学生らしいといえばらしい悩みに葛藤しています。

現実にも、彼と同じように自分のやりたい事をやれずに、渋々親に決められたルートを進んでいる人、又はとりあえず大学に進学し、フリーターは嫌だからとりあえず就職というような日本お決まりのルートを無意識的に進んでいる人はいると思います。

そのような人は自己肯定感が低く、「自分の本当にやりたい事をやるのはとても難しく、限られた意思の強い一部の人にしかできない」、だから自分になんてできるわけがないと思っているのかもしれません。

私もそんな事を考えたこともありましたが、「きっと、うまくいく」を見てからは、情熱さえあれば何でも成せると完全に思えるようになりました。それほど、「きっと、うまくいく」は自己肯定感を高めてくれます。

また、作中では楽観的、理想論だと思うような場面は多くあります。しかし、それでも多くの人がその言動に涙し、見終わったあとになんとも清々しい気持ちになります。それは恐らく、「きっと、うまくいく」を見て、主人公たちが壁にぶつかりながらも、最終的にそれぞれの悩みを克服し、最高に幸せそうな笑顔で笑っていたことに、「自分もこうなれるかも」という希望を見出せたからだと思います。

人は、逆境から這い上がり成功した人の体験を聞くと自分もやる気が出ます。それと同じように、「きっと、うまくいく」の中で沢山の逆境からの成功を疑似体験したことで自己肯定感が高まり、理想論を実現できる(自分を信じられる)精神状態になるのだと思います。これにより得られた自己肯定感は一時的なものかもしれませんが、一度でも高まれば自己肯定感は底上げされ、一時的な高揚が冷めたとしても以前の自分よりも高い自己肯定感を得られるのではないでしょうか?

自分はこの先どうしたらいいのか・・・と考えている人にお勧めします

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 「きっと、うまくいく」以外にも素晴らしい映画はたくさんあると思います。しかし、私が見てきた映画の中でも「きっと、うまくいく」ほどのメッセージ性のあるものは少なく、ダントツで素晴らしい映画でした。また、単純に面白い映画の要素がこれでもかというほど詰め込まれており、それでいて緻密に作り込まれているおかげで頭にスッと入ってくるような構成も、映画のテーマを理解しやすくなる助けになっています。

  • 人生の岐路にたっている
  • 何をすべきか見失った
  • やりたい事があるけど妥協している
  • 後悔しない選択をしたい
  • 自己肯定感が低く、自分で決断できない

こんな悩みを持っている人は、「きっと、うまくいく」を見た後に悩みを解決するヒントを得るか、見終わった後には解決しているかもしれません。人生のヒントを得たい人は必見です。